【非公式プロジェクト】メーヴェを作っている人がいた!
こんにちは。
今回はツイッターでも紹介したネタの焼き直し…というか補足です。
本当はイベント情報として紹介したかったのですが…
ということを念頭にこういうのもあるのかーという目で見ていただけると有難いです。
さてみなさん、一度でもいいから「風の谷のナウシカ」の
ナウシカのように風に乗ってみたいと思いませんか?
風を受けて飛ぶ姿、まさに「鳥の人」…!
あそこまで生身同然で風を受けて飛ぶのは、誰もが憧れたと思います。
さて、ナウシカは映画の中では主に二つの航空機を活用しています。
一つはガンシップ。
これはロケット状の砲弾や照明弾などを搭載した戦闘機です。
原作未読の人には少しネタバレになってしまうので多くは触れませんが、
基本的にオーパーツの一つで、その国の族長が乗る決まりになっています。
(ミトたちが乗っていますが、あれは完全にスクランブル発進です)
一部木製だということもあり、英国製のモスキート(実在した「木製の」偵察機および爆撃機)が
モデルなのではないかと言われていたりしますね。
もうひとつが、今回紹介するメーヴェです。
メーヴェは戦闘機ではなく、主に飛行手段に使われる装置というべきでしょう。
劇中でペジテ市民に「凧」と称されていますが、
見た目はともかく風に乗って飛ぶ姿は凧といっても違和感はないでしょう。
ちなみにどちらも実在しない機体です。
そのメーヴェを作っている人がいること、そして毎年公開実験がされているということはご存知ですか?
東京芸術大学美術学部准教授に、八谷和彦氏という画像設計のプロフェッショナルがいます。
この方が実は2003年から今に至るまで、「オープンスカイプロジェクト」としてメーヴェを作成しているのです!
当初は「メーヴェ製作」を大々的に歌っていましたが、
スタジオジブリの許諾を受けていないことと、ジブリ側に迷惑をかけたくないということで、
現在は「パーソナルジェットグライダー」として
あくまで「メーヴェ」の機構を再現する非公式の企画となっています。
しかしそのクオリティはまさに「プロの犯行」…!
企画から10年以上経過した今も、様々な実験を重ねています。
基本路線は、「だいたい50㎏前後の人が1人で乗り操縦させる」というもの。
そして実は…今年7月27日に、北海道滝川市で行われる「サマースカイフェスタ」
という航空関係の祭典にこの「パーソナルジェットグライダー」が参加し、
公開で飛行実験が行われる運びになっていました。
しかし、去る7月下旬は全国的に悪天候に見舞われ、
北海道もひどい雷雨のためにフェスタは中止となってしまいました…。
屋内展示はありましたが、実験はならず…
現在はジェットエンジンでの飛行実験を目指しているそうです。
是非この活動をジブリファンとして応援したいですね☆
☆Open Sky☆
URL: http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky.html
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