読書感想文にぴったり?ジブリ映画の原作を読んでみよう!~壮大な魔法の世界、ゲド戦記 前編~
こんにちは!しばらく更新できずにすみませんでした。
急きょ、母方の実家に行っていました。
久しぶりに会った親戚の子が、つい最近まで赤ちゃんだったのに、
もう立派な小学生になっていて、個人的にはショックでした笑
その子に聞いたのですが、今の小学生の夏休みの宿題は
だいぶ昔と違っているみたいですね。
昔は朝顔の観察日記とかありましたが、今はないみたいです。
それでもあるのが読書感想文!
実は筆者、その昔、読書感想文で賞をとったことがあります!
地元主催の懸賞でしかも佳作でしたが!笑
そのときの本のタイトルは…そう、ゲド戦記なのです!
ゲド戦記といえば、宮崎吾郎氏が監督して映画化されてますね。
劇中は実は原作ではかなり後半で、かつオリジナル要素が強くなっています。
評判はまずまずでしたが、原作ではない表現もあり、そこまで批判するつもりはないです。
が!原作の方が面白いです!(批判?)
今回から二回に分けて、ゲド戦記を紹介したいと思います。
思い入れがあるせいか、長くなってしまいました汗
若干のネタバレはありますので、注意してください。
まあ、書評レベルのもので大したものではありませんが…。
まずはゲド戦記の世界ですが、舞台はアースシーと呼ばれる世界。
ここでは人間と竜はもともと同じ存在だったという前提で進みます。
そして、この世界では本名、…所謂「真名」はよほどの中でない限り明かしてはなりません。
名前はその人の魂そのものであり、一種の「呪い」でもあるので、本当の名前を
知られてしまうと、何をされるかわからないのです。
インターネット上で本名を使うようなものかもしれません。
そのため、人々は真名を隠すために仮の名前で呼ばれます。
ゲドは「ハイタカ」という仮の名があり、主にこの名で話が進みます。
(ので、あまりゲドという名は出てきませんし、出てきてはなりません)
そして多くの魔法が登場します。
が、その多くが「名前」を元にした「呪い」です。
たとえば、紙に「パン」と書きます。
パンと言えば、多くの世界で主食として供されるもので、主に小麦から作られています。
紙に「パン」と名前を付けることで、小麦からできた「パン」になるよう「呪い」をかけることができます。
そうしたものを食べることはできますが、それはあくまで呪いをかけられた「紙」でしかありません。
それを儚いと思うかは、その人自身の考え方次第ですが…
今回はここまでで、次回は主に「影との戦い」の紹介をしたいと思います。
筆者がものすごく思い入れのある作品なので、少しでも興味を持ってもらえるとうれしいです。
→次回(8月18日更新)
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