宮崎駿作品の原点…個人的にやってほしい「いやいやえん」短編映画化!


 

こんにちは、相変わらず暑いですね。

お盆もあけましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今年も夏のサブカルチャーイベント、「コミックマーケット」が開催されたそうですね。

なんでもジブリ系のコスプレをした方がたくさんいらっしゃったようで…

暑い中、お疲れ様でした。一度肉眼で拝みたいものです笑

 

さて、しばらく本の話が続いたので…

今回も懲りずに本の話を書きたいと思います笑

 

いきなりですが、宮崎駿監督が引退会見をしたときのことを覚えていらっしゃるでしょうか。

しきりに「長編アニメからは引退する」と、「長編は作らない」という旨の言葉を繰り返していたと思います。

 

ということは、「短編はありえる?!」という風に思ってしまうのが悲しい人間のサガ…

 

実際宮崎駿監督が今後どういった動きをするかはわかりませんが、

個人的に映像化してほしい本があります。

 

それが「いやいやえん」です!

 

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ご存知の方も多いと思います。

中川李枝子先生作、大村百合子先生が絵という、超有名児童書ブランドです。

「いやいやえん」は知らなくても、「ぐりとぐら」で知ってる方も多いのではないでしょうか。

 

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「いやいやえん」は、7つの短編から成立する読み物絵本です。

書評サイトなどで見ると、読み聞かせは5歳児から、

自分で読むなら小学校低学年からとあります。

 

表題である「いやいやえん」は6つ目のお話です。

「いやいやえん」通しての主人公である幼稚園児「しげる」が、

わがままを言ってしまったがばっかりに連れて行かれてしまうのは、

「いやいやえん」という得体の知れない不気味な幼稚園…

ぐりとぐらとはまた違う、ちょっとダークなお話です。

 

実は、この「いやいやえん」は宮崎駿監督に多大な影響を与えた作品なのだそうです。

学生時代の宮崎駿氏は、この「いやいやえん」と出会います。

暖かく読みやすい文体から、実際ではありえないことのはずなのに、

ありふれた日常からふっと迷い込むような不思議な世界…。

 

どこかジブリに通じるものがあるとは思えませんか?

それはむしろ、「いやいやえん」があるからこそ、あのジブリの世界があるからなのです。

 

実は宮崎駿監督は「いやいやえんジブリ映画化」を望んでいました。

最初それを聞いたとき筆者は「千と千尋の神隠しかな?」と思いました。

少し世界の入り方が似ていたので。

 

しかし違いました。

実は「崖の上のポニョ」こそ、途中まで「いやいやえん」のタッチで描かれていたのだそうです!

 

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どうしても「いやいやえん」を映画化したかった宮崎駿先生は、「ポニョ」のタイトルが正式決定するまでは

「崖の上のいやいやえん」という仮タイトルをつけていたそうです。

 

しかし、中川李枝子先生に「お互いに別の世界で、やっていきましょう」と

やんわーーーりとお断りされてしまったそうです。、

それがゆえに「崖の上のポニョ」ができたのですが…

 

個人的には、「短編作品」として今度こそ「いやいやえん」を宮崎駿監督に作ってほしいです。

あの不思議で、可愛くて、ちょっぴり怖いあの世界観、動く姿が見てみたいです。筆者が。

…中川先生、なんとかなりませんかね?笑

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