NHK&ドワンゴ&ジブリ…?宮崎吾郎監督のTVアニメ「山賊の娘ローニャ」放送!
こんにちは。
今季のアニメは特に見るものがないかなあと思う程度に
ライトなアニメオタクの筆者ですが、来週11日から見逃せない番組が始まりそうです。
その名も「山賊の娘ローニャ」!
ピンときた方もいると思います。
実はこの「山賊のローニャ」は、アストリッド・リンドグレーン原作の児童文学なのです。
アストリッド作品で有名なのは「やかまし村の子供たち」そして「ながくつしたのピッピ」ですね!
筆者は子どもの頃「ピッピ」シリーズが大好きでした。
お転婆で奔放な少女ピッピの無邪気さは、大人が読んでも思わず笑ってしまう
そういう優しいけどどこか寂寥感にかられる魅力がありました。
「山賊の娘ローニャ」は、また少し風合いの違う物語ですが、
やはり少女が主人公であり、外の世界の恐ろしさや山賊として生きるすべを知り、
そして少年ビルクとの出会い、対立、和解を経て、大人の勝手な都合を自分たちで
解決していくというアストリッド作品ならではの物語です。
アストリッド自身子どもの主張、権利などの尊重を
訴える側の人物なので、一見穏やかな空気に織り込まれた
厳しいメッセージを汲み取る作品として、隠れた名作と言えると思います。
今回のアニメ化は、宮崎吾郎監督のもと、スタジオジブリが特別制作で参加のほか、
「イノセンス」や「バイオハザード5」「零 刺青の聲」など、ジャンルを問わず
美しい3DCGを手掛けるポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作をするということもあり、
幅広い層からの注目が集まっているそうです。
また、今回の制作は放送元であるNHKとニコニコ動画などを運営する
ドワンゴが合同で行うということもあり、メディアミックスも予想されます。
本放送はBS3(プレミアム)からですが、放送終了後にニコニコ生放送で
放映するそうなので、もし見逃してしまったらそちらで見るといいかもしれません。
ニコニコ生放送の利点は、「リアルタイム」の視聴者コメントが見えるところ、
みんなで見るアニメはまた違うものになりそうですね。
宮崎吾郎監督初アニメということで、これからのジブリを担う世代の
一歩を見つめる秋になりそうです。
「山賊の娘ローニャ」キャスト&スタッフ(下記サイトより引用)
【ローニャ】 白石晴香
【ビルク】 宇山玲加
【マッティス】 関貴昭
【ロヴィス】 野沢由香里
【スカッレ・ペール】 佐々木梅治
【フョーソク】 赤星昇一郎
【チェッゲ】 西凜太朗
【チョルム】 小川剛生
【ストゥルカス】 杉村憲司
【クノータス】 島田岳洋
【ペリェ】手塚祐介
【リル・クリッペン】 姫野惠二
【ボルカ】 谷昌樹
【ウンディス】 土井美加鳥
【女】 加藤沙織
【ナレーション】 遠藤ふき子
【絵コンテ・監督】 宮崎吾朗
【原作】 アストリッド・リンドグレーン「山賊のむすめローニャ」(大塚勇三訳)
【シリーズ構成・脚本】 川崎ヒロユキ
【演出】 鹿住朗生 清水和真 高尾圭
【CGスーパーバイザー】 岩田健志 溝口結城
【アニメーションディレクター】 島田寛志 稲石祐喜子 タン・セ・リ
【キャラクターデザイン】 近藤勝也
【モデル造形ディレクター】 片塰満則
【美術】 福留嘉一 本間禎章
【色彩設計】 福田由布子
【題字】 鈴木敏夫
【音楽】 武部聡志
【音響監督・音響効果】 笠松広司
【アフレコ演出】 木村絵理子
【アニメーションプロデューサー】 小林 毅 高久美知子
【制作統括】 有吉伸人 柏木敦子 土橋圭介 太田豊紀
【プロデューサー】 川上量生
【アニメーション制作】 ポリゴン・ピクチュアズ
【制作協力】 スタジオジブリ
【制作】 NHKエンタープライズ
【制作・著作】 NHK ドワンゴ
NHK公式HP特設サイト:http://www9.nhk.or.jp/anime/ronja/
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