受賞なるか?!アカデミー賞候補に「かぐや姫の物語」エントリー!
みなさんこんにちは!
北日本では雪も降っているそうですが、
いかがお過ごしでしょうか?
関東は晴れていますが、
やはり肌寒いですね。
さて、先日、早くも来年のアカデミー賞の話題が
米サイトなどで報じられました。
内容は長編アニメーション部門の
受賞作品について。
皆さん覚えておいででしょうか。
「風立ちぬ」と本来同時上映される
はずであった「かぐや姫の物語」
実は上映期間の都合で来年の
アカデミー賞に持ち越しになっているのです。
筆者は大学時代にジェンダーについて
すこしかじっていた時期がありまして、
本作はジェンダー問題についてかなり
(言葉には出さずとも)言及している
作品だと聞いて、結構公開から時間が経ってから
劇場で鑑賞しました。
正直、高畑勲監督作品は劇場で
見ると高確率で泣くand過呼吸を起こす
リスクがあるので、本当はDVDを待つ予定でした。
(テレビ版火垂るの墓で過呼吸起こして以降トラウマという;;)
内容は、所謂古文などでされる
竹取物語と同じで、いくつかの解釈の複合版かな、
という印象を受ける作品です。
(竹取物語は非常に多くの解釈がされています)
内容はかなりシンプルですが、
アニメーションとしての出来はかなり好みでした。
当初「鳥獣戯画を動かしたい」と言っていた
高畑監督がやりたいことがよくわかったと言いますか、
見てない人はアニメーションだけでも見てください。
時が流れて名作になるんだろうなあという
感じの作品です。
過呼吸起こすほどではないですが笑
うるっとくるシーンもありましたし。
そんな「かぐや姫の物語」ですが、
実は次のアカデミーでもしかしたら…?
という状況なんだそうです。
実は現在ノミネート資格のある作品、
あのアカデミーアニメ部門の常連である「ピクサー」が
今年発表のアニメ部門にいないのです。
筆者は向こうのアニメに疎いので
知らなかったのですが、これから上映される
ウォルトディズニーの「ベイマックス」って
ピクサーじゃなかったんですね…
てっきりピクサーかと思ってましたw
ベイマックスがまだ上映されていないので
わかりませんが、このままいけばアカデミー賞に
躍り出る可能性も出ているとのこと。
「かぐや姫の物語」は、一般的な受けはなかったと
鈴木敏夫氏が公言したものの、実は公開から
間があってから観客数が増えた作品。
今年のトロント国際映画祭に出品・上映され、
先月北米吹き替え版が封切られたばかり。
国際的にはこれからな作品だったりするのです。
すべては来年明らかになりますが、
今後の動きに注目ですね。
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