アカデミー賞にむけて全速前進!?「かぐや姫の物語」がロサンゼルス&ボストン映画批評家協会賞で2冠!
こんにちは。
今回はうれしいニュースです。
来年のアカデミー賞の前哨戦ともいえる、
「ロサンゼルス映画批評家協会賞」と
同日に開催された「ボストン映画批評家協会賞」で
高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が
アニメーション部門賞を受賞しました!
ロサンゼルス映画批評家協会賞は
2002年に宮崎駿監督が
「千と千尋の神隠し」で受賞して以来
13年ぶりの快挙です。
それまで受賞してなかったんですね…
ちなみにボストン映画批評家協会賞は
去年に「風立ぬ」で受賞しています。
この2つの協会賞は、ゴールデングローブ賞と並んで
アカデミー受賞の前哨戦とも言われており、
ここで受賞できるかどうかで
ノミネートなどの指針となるようです。
では、こちら2つの賞はいったい誰が決めているのでしょう?
ロサンゼルス映画批評家協会賞は、
ロサンゼルスを拠点とする出版業界や
電子メディア業界に身を置く映画批評家たちが
それぞれ投票で決めるもの。
設立された1989年は「リトル・マーメイド」が受賞し、
その後も「トイ・ストーリー」や「ライオンキング」
「レミーのおいしいレストラン」「シュレック」
など、ディズニーやピクサー系列が多いです。
そしてここ最近の傾向としてCG作品が多いですね。
そのため「かぐや姫の物語」はかえって新鮮だったのかもしれません。
ボストン映画批評家協会賞も同じく
同地で活動する批評家たちの投票で
決まりますが、こちらはアニメ部門の
創設が2008年で、まだ若い賞です。
こちらも「カールじいさんの空飛ぶ家」や
「フランケンウィニー」「千と千尋の神隠し」などが選出されています。
以前も書きましたが、今シーズンのアニメ映画は
ピクサーが出遅れた関係で、「かぐや姫の物語」が
ノミネートされる可能性が非常に高いのだそうです。
一方で、「LEGO(R)ムービー」やヒックとドラゴンの
続編である「ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2」が
アカデミー賞に近いとされており、
「かぐや姫の物語」も2冠とはいえ油断ならない状態だそうです。
今後の情報が楽しみですね。
タグ:NEWS, かぐや姫の物語, アカデミー賞, ジブリ, スタジオジブリ, ニュース, ボストン映画批評家協会賞, ロサンゼルス映画批評家協会賞, 高畑勲
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